広島県福山市にある金属工場で、六価クロムという有害物質が付着した猫が逃げてしまったとニュースになっています。
六価クロムは有害物質で、さわらないよう注意喚起がされています。
調査したところ、こんなことがわかりました!
- 出社した従業員が足跡を発見し、通報し発覚
- 工場は、柳津町の「野村鍍金」福山工場だと考えられている
- 猫がいる可能性が高く、注意が必要なのは、工場から半径1km以内!
より詳しく調査しているので、ぜひ最後までご覧ください!
事件の概要
2024年3月11日、このニュースは報道されましたが、どのようにして事態は発覚したのでしょうか?
11日午前7時頃 猫の足跡を発見
11日午前7時ごろ、出社した従業員が猫の赤褐色や黄色の足跡を発見したそう。
そして防犯カメラを確認。
すると、3月10日午後9時半ごろ、工場の外に逃げる猫が撮影されていました。
そこで11日午前8時半ごろには、工場から警察に連絡し、ニュースとなりました。
さらに市にも通報となった次第です。
「野村鍍金」福山工場から六価クロムまみれの猫は逃げた?
ではこの猫が、六価クロムをためた槽に落ちてしまった工場はどこなのでしょうか?
それは、柳津町の「野村鍍金」福山工場だと考えられています。
この工場は、金属の表面処理や切削、研磨加工を組み合わせて、ものづくりを行っている会社です。
六角クロムは酸化剤として様々な工業に使われるので、工場内に槽があったようですね。
それにしても、落ちてしまった猫が心配です・・・
六価クロムまみれの猫はどこにいる?
柳津町にお住まいの方や、お子さんがいらっしゃる方が特に気になるのは、どのエリアに猫がいる可能性があるのか、ではないでしょうか?
猫の一般的な行動範囲はこのような範囲で、狭めと思われます。
野良猫:オス半径500m、メス半径300m
飼い猫:1日に約半径100m
避妊、去勢済:1日に半径200~300m
今回の場合、野良の可能性が高いと考えられますよね。
その場合、工場から半径1km以内の方は念のため注意が必要なのではないでしょうか?
ただ猫にも有害な物質であることは間違い無いので、具合が悪くなっていたら行動範囲は狭いかもしれません・・・
六角クロムの有害性は?
六角クロムはあまり聞き馴染みのないワードではないでしょうか?
そもそも何なのでしょうか?
六価クロムは強い毒性を持ち、国際がん研究機関(IARC)はグループ1(人に対して発がん性がある)に分類しています。
溶液に触れたり、非常に細かい粒子を吸い込むことによって、皮膚や粘膜に炎症が生じることが知られています。
クロム酸を取り扱う作業場の労働者に、鼻の中に穴が開く鼻中隔穿孔が発生した事例が報告されています。
参考:愛研
やはり強い毒性を持つようですね。
皮膚や粘膜への炎症、呼吸器系への症状が考えられるそうです。
やはり、ネコを見つけた場合は触らずに通報するのが良いですね・・・
ニュースへのみんなの反応は?
ニュースを見た方の反応はどうでしょうか?
近いところに住んでいる方は不安ですし、猫愛好家の方などはネコが心配になるのでは無いでしょうか・・・
実際の反応を見てみましょう。
猫を心配する声や、管理体制についての疑問などが多いようでした!
まとめ
今回は六価クロムまみれの猫が逃走したニュースについて調査しました。
- 出社した従業員が足跡を発見し、通報し発覚
- 工場は、柳津町の「野村鍍金」福山工場だと考えられている
- 猫がいる可能性が高く、注意が必要なのは、工場から半径1km以内!
工場の方の迅速な対応は素晴らしいですよね!
ただ有害物質とのことで、付近のエリアにお住まいの方も心配ですし、何より六角クロムまみれになったネコは大丈夫なのでしょうか・・・
個人的には保護して、治療してあげてほしいと思っています。
無事見つかることを祈ってます。
コメント